ん? これって怪しくない?
情報商材カウンセラーの たいち です。
つい先日の話なのですが、
私のメールボックスに下記の内容のメールが届きました。
こんな物があるからアフィリエイトが怪しまれる。
「PC初心者でも実践可能で一度設定してしまえば
誰もが確実に数万円を稼げる現金自動収集ツールが
無料で公開され、
今までアフィリエイトなどで稼げなかったのは、
最初の入り口を間違えているらしく、
稼げる入り口とは,この現金自動収集ツールを起動する事」
という内容でした。
現金自動収集ツール…..?
文章だけを読むかぎり、
こんな凄い自動ツールが無料なの?
なんでタダ?
普通はこう思いますよね?
と言う事で、
当ブログを訪問して頂いているあなたに
ネットで出回るこの手の内容の本質が
どのようなものかを知って頂く為に、
早速、この現金自動収集ツールとやらを
無料で手に入れ検証するべく
我が調査団を現地に送り込みました。
っていうか、
私のメルアド(メールアドレス)を登録し
潜入捜査をして来ました。(笑)
申し込むと、すぐに折り返しのメールが来たので、
送られて来たURLをクリックしてパスワードを設定し、
いざ、サイトに潜入!
っと、そこには何と、
ASPが数個しか紹介されていないスカスカのページ….
(ASPについては書きにて解説しています)
こっ、このページ自体が現金自動収集ツールなの?
現金自動収集ツールの正体は、自己アフィリエイト(笑)
そこには、自己アフィリが出来るASPを紹介する為だけの
ペラサイト(内容の薄い1ページだけで作成されたサイト)
だったんです。(泣)
しかも、
そのサイト自体に自己アフィリの説明も無く、
「自己アフィリ」をクリックすると
それを説明している他のサイトに飛びます。
なんか不親切だな…(悲)
自己アフィリエイトを説明しますと、
自己アフィリ(自己アフィリエイト)とは、
通常、アフィリエイター登録した
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダの略、
いわゆるアフィリエイト広告を提供している会社)で取得した
アフィリエイト広告を自分のサイトに貼り、
サイト訪問されたお客様が広告の内容に成約して頂いて
報酬が発生しますが、
自分の広告に自分自身で成約しても報酬が入るというシステム。
ASPでは、自己アフィリ可能(自分自身で登録してもOK)
と承認されている広告しか認められない。
ほとんどが1広告につき1回限り。
まぁ、「自己アフィリエイト」なので、
確かに報酬は確実に発生しますし、
「誰もが確実に数万円を稼げる」
という内容には間違いないのです。
今回、無料で情報を提供されている上に
実践すれば確実に報酬は発生します。
被害者は出ないので問題はありませんが、
現金自動収集ツールを起動するという
イメージからは遠くかけ離れていて、
ただの手動で自己アフィリをするという
まさに誤解をまねく表現方法ではないのか?
と言う疑問だけが残りますね。
初心者の方にアフィリエイトで
本当に報酬が手に入る事を実感してもらえるという意味では、
自己アフィリという手段は大変良いと思います。
しかし、
現金自動収集ツールを起動と聞いて
どうイメージされましたか?
私と同じく、最初に設定さえすれば
ツールが立ち上がり、自動でネットを徘徊して
現金に関わる何かを収集してくれる装置だと
イメージしませんでしたか?
こんな情報弱者をカモにするような
キャッチコピーがあるから、
いつまで経っても、アフィリエイトは、
怪しいと思われる業界なんですよね。
まぁ、これにつられて登録する人がいるから
無くならないのでしょうけど….。
この部分を議論すると、「卵が先か、鶏が先か」という
議論になるので、この辺で辞めておきますが…(苦笑)
特に顔の見えないインターネットビジネスでは
誤解を招く表現で成果を出す行為は感心出来ません。
顔が見えないからこそ嘘偽りなく誠実で
誤解されない表現と言うものに
気を遣わなくてはいけないと思うんですよ。
何よりも、インターネットビジネスに興味を持ち、
その入り口にいる初心者の方が
勘違いするような文章表現は、
業界全体のイメージを悪くします。
「あの時、紹介された物が良かった」と
感じていただけなければ、
リピートのお客様は生まれないですし、
今後、客層が拡大することもありません。
では、無料登録させたかった目的は何なのか?
その答えは、
リスト(メールアドレス)収集です。
多くの人々に、
思わず登録したくなるような魅力のある文章で引き付け
あなたのリストを収集するのが目的です。
この先、私が登録したメールアドレスに
高額塾の案内や商品販売目的のメールを配信する為の
何かバックエンドが控えているのでしょう。
つまり、有料の何かを販売する為のメールが
送られて来ると言う事なんです。(笑)
今回は無料登録で終わりましたが、
過去の例として、
全く使用出来ないツールを高額で販売し、
その後、販売者と連絡が全く取れないといった
ケースもありました。
インターネットビジネスでも、現実社会の仕事と同じで
楽で儲かるおいしい話は絶対に存在しません。
皆さんも、おいしい内容にはご注意下さいね。
これは大丈夫なのかな?
あなたが悩む事がありましたら、
お気軽に「お問合せ」から質問して下さいね。
では、今日はこの辺で。
情報商材カウンセラー@たいちでした。
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